気づけば2025年も11月、来年にはサッカーW杯があります。そして来月にはグループリーグの組み合わせ抽選会もある。
今回は開催地もそうですが、レギュレーションも大幅変更になっていますので、開催地の話やレギュレーションの変更点、出場チームのまとめをしてみたいと思います
開催国について
今大会の開催国は、初の3国開催、過去に2国開催(2002年の日韓大会)がありましたがそれ以来の多国開催、開催国としては、カナダ、アメリカ、メキシコの3カ国となります。
そのため、北中米カリブ海はホスト国の3チームを除いてさらに3チームが出場可能です。
北アメリカ大陸全体が会場になるので、試合会場がどこになるのか、それによってキャンプ地はどこにするのか、組み合わせ抽選後に難しい選択を迫られることになります。まあグループリーグはある程度狭い地域で試合をさせてくれると思いますが、決勝トーナメントからはどうなるのでしょうね?
出場チームと一次リーグの変更点
前回大会において出場チームは、32チームでしたが、今回から48チームとなり50%増となっています。理由は色々あるのでしょうが、興行収益によるものが大きいと思います。
大会はグループリーグと決勝トーナメントに分かれます。
まずグループリーグ、前回大会では32チームを4チームずつ、8つのグループに分けて総当たり戦を行い、各グループの上位2チーム、計16チームが決勝トーナメント出場でした。今回は大きく変わり、48チームを4チームずつ、12のグループに分けて総当たり戦を行い、各グループの上位2チームと各グループの3位チームのうち、成績上位8チーム、計32チームが決勝トーナメント出場となります。
決勝トーナメントは32チームがトーナメント戦を行い、3位決定戦を含めて最大5試合を戦うことになります。
優勝チームはグループリーグを含めトータルで8試合を戦うことになります、これまでの大会は7試合でしたが1試合増えることになります。優勝したことのあるチームは戦い抜いたことがある点でだいぶ優位に立つことになるのではないかと思います。
本選出場チーム
ここからは、本戦出場チームを各予選ブロック別にみていきたいと思います。
ヨーロッパ(16チーム)
ヨーロッパは、前回大会の出場枠13に対して、今回大会の出場枠は16となっています。全体で50%増なはずなのに、どうしてこうなるのでしょうね?よくわかりません・・・
今の所、12枠まで確定しており、残り4枠はヨーロッパプレーオフの結果待ちとなります。
| # | チーム | これまでの最高成績 |
| 1 | 🇩🇪ドイツ | 優勝4回 |
| 2 | 🇨🇭スイス | ベスト8 |
| 3 | 🏴スコットランド | グループリーグ敗退 |
| 4 | 🇫🇷フランス | 優勝2回 |
| 5 | 🇪🇸スペイン | 優勝1回 |
| 6 | 🇵🇹ポルトガル | 3位 |
| 7 | 🇳🇱オランダ | 準優勝 |
| 8 | 🇦🇹オーストリア | 3位 |
| 9 | 🇳🇴ノルウェー | ベスト16 |
| 10 | 🇧🇪ベルギー | 3位 |
| 11 | 🏴イングランド | 優勝1回 |
| 12 | 🇭🇷クロアチア | 準優勝 |
| 13 | プレーオフ① | |
| 14 | プレーオフ② | |
| 15 | プレーオフ③ | |
| 16 | プレーオフ④ |
プレーオフの対戦カードは以下の通り、トーナメントのようです
( 🏴ウェールズ vs 🇧🇦ボスニア・ヘルツェゴビナ ) vs ( 🇮🇹イタリア vs 北アイルランド )
( 🇺🇦ウクライナ vs 🇸🇪スウェーデン ) vs ( 🇵🇱ポーランド vs 🇦🇱アルバニア )
( 🇸🇰スロバキア vs 🇽🇰コソボ ) vs ( 🇹🇷トルコ vs 🇷🇴ルーマニア )
( 🇨🇿チェコ vs 🇮🇪アイルランド ) vs ( 🇩🇰デンマーク vs 🇲🇰北マケドニア )
推しのイタリアが本選に出れるかどうかで本選の意味が大きく変わってくるので頑張ってほしいものです。って推すほど追いかけているわけでもないですが、ドイツ大会のイタリアが印象的でね。。
プレーオフは3/26と3/31に予定されています。12月の組み合わせ抽選後の試合なので、組み合わせの結果によっては、モチベーションが変わるかもしれませんね。
南アメリカ(6)
南アメリカは、前回大会の出場枠4.5に対して、今回大会の出場枠は6となっています。
6枠とも確定しており、以下の通りです、こうして整理すると南米の実績はさすがですね。
| # | チーム | これまでの最高成績 |
| 1 | 🇦🇷アルゼンチン | 優勝3回 |
| 2 | 🇪🇨エクアドル | ベスト16 |
| 3 | 🇨🇴コロンビア | ベスト8 |
| 4 | 🇺🇾ウルグアイ | 優勝2回 |
| 5 | 🇧🇷ブラジル | 優勝5回 |
| 6 | 🇵🇾パラグアイ | ベスト8 |
北中米カリブ海(3+3(ホスト国))
北中米カリブ海は、前回大会の出場枠3.5に対して、今回大会の出場枠は3+3(ホスト国)となっています。
6枠とも確定しており、以下の通りです。キュラソーって初めて聞く。。。
| # | チーム | これまでの最高成績 |
| 1 | 🇨🇦カナダ | グループリーグ敗退 |
| 2 | 🇺🇸アメリカ | 3位 |
| 3 | 🇲🇽メキシコ | ベスト8 |
| 4 | 🇵🇦パナマ | グループリーグ敗退 |
| 5 | 🇨🇼キュラソー | 初出場 |
| 6 | 🇭🇹ハイチ | グループリーグ敗退 |
アフリカ(9)
アフリカは、前回大会の出場枠5に対して、今回大会の出場枠は9となっています。
9枠とも確定しており、以下の通りです。カーボベルデ??
| # | チーム | これまでの最高成績 |
| 1 | 🇪🇬エジプト | グループリーグ敗退 |
| 2 | 🇸🇳セネガル | ベスト8 |
| 3 | 🇿🇦南アフリカ | グループリーグ敗退 |
| 4 | 🇨🇻カーボベルデ | 初出場 |
| 5 | 🇲🇦モロッコ | 4位 |
| 6 | 🇨🇮コートジボワール | グループリーグ敗退 |
| 7 | 🇩🇿アルジェリア | ベスト16 |
| 8 | 🇹🇳チュニジア | グループリーグ敗退 |
| 9 | 🇬🇭ガーナ | ベスト8 |
アジア(8)
アジアは、前回大会の出場枠4.5+1(ホスト国)に対して、今回大会の出場枠は8となっています。増やしすぎでは??
8枠とも確定しており、以下の通りです。
| # | チーム | これまでの最高成績 |
| 1 | 🇮🇷イラン | グループリーグ敗退 |
| 2 | 🇺🇿ウズベキスタン | 初出場 |
| 3 | 🇰🇷韓国 | 4位 |
| 4 | 🇯🇴ヨルダン | 初出場 |
| 5 | 🇯🇵日本 | ベスト16 |
| 6 | 🇦🇺オーストラリア | ベスト16 |
| 7 | 🇶🇦カタール | グループリーグ敗退 |
| 8 | 🇸🇦サウジアラビア | ベスト16 |
オセアニア(1)
オセアニアは、前回大会の出場枠0.5に対して、今回大会の出場枠は1となっています。
本選出場チームは確定しており、以下の通りです。
| # | チーム | これまでの最高成績 |
| 1 | ニュージーランド | グループリーグ敗退 |
大陸間プレーオフ(2)
大陸間プレーオフは、前回大会の出場枠0に対して、今回大会の出場枠は2となっています。
ヨーロッパを除く各地区予選脱落の最上位5チームとアフリカについては、次点のチームの1チームを加えた6チームによるトーナメントです。シード2チームを含む以下のトーナメントで争います
🇨🇩コンゴ vs ( 🇳🇨ニューカレドニア vs 🇯🇲ジャマイカ )
🇮🇶イラク vs ( 🇧🇴ボリビア vs 🇸🇷スリナム )
ヨーロッパプレーオフと同様、3/26と3/31に予定されています。
まとめ
今回はサッカーW杯2026について、前回大会からの変更点、並びに本選出場チームについてまとめました。まだ確定していないプレーオフ組もありますが、三国開催、32チームから48チームに増えたことによって、これまでの大会とは違った一面を見せてくれることになると思います。
まずは、12月5日に行われるグループリーグ抽選会、12グループに別れるのですから、いわゆる「死の組」が生まれる可能性は必然的に低くなりますが、抽選ですから何が起こるかわかりません、組み合わせの妙が生まれることもあるでしょう。
最新のFIFAランクによって、日本はポッド2に入れることが確定したようです。この前ブラジルに勝ったのが大きいかもですね。
ポッド1は開催国3チームとFIFAランク最上位9チーム、ポッド2は続くFIFAランク10位以降12チーム。
そのため、カナダと同グループとなるのが一番無難でしょう、しかしながら、ポッド4にはヨーロッパープレーオフ組が入るため油断はできません。
なお、抽選においては、各大陸連盟間の規定なんかもあるみたいです。
A組にメキシコ、B組にカナダ、D組に米国が入ることが既に決まっている。
同じポットの国は同組に入らず、16カ国が出場する欧州(最大2カ国)を除いて同じ大陸連盟の国が同組になることはない。
ちょっと難しそう。
ではでは

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