世に棲む日日を読んで

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ようやくではありますが、読み終わりました。世に棲む日日。
この小説を読んで、驚いたことは、高杉晋作の命日と私の誕生日が一緒ということ。大したことないって思うが、なんか感じる。くしくも現在私は28歳、高杉晋作は28歳没。


内容はというと、今まで名前は知っていたが、何をしたか知らなかった高杉晋作の幕末における活躍を知るにいい作品でした。
この男は凄いです。当時幕府寄りの人間の多い藩内にあって、孤軍奮闘農民による「奇兵隊」を組織し、藩内政治クーデターを成功させました。その後の4カ国戦争も臆することなく対等講和を実現し・・・。とにかく天才と呼ぶにふさわしい人間でした。
圧巻なのが、没年直前の幕長戦争の活躍です。軍事力から見ても勝ち目のない状態の長州藩が徳川幕府に勝てたのは、高杉晋作一人の仕事です。ほかに山縣有朋や伊藤博文、井上馨が登場しますが、かれらは明治に入ってから頭角を現す人物で当時はそれほどの活躍もありませんでした。
ただ、一人の男としてはどうでしょう?外に妾を作るくせに甲斐性がなく、性欲だけは盛んだったようです。革命児たる所以でしょうかね・・・。
明治維新というと坂本龍馬、西郷隆盛、大久保利通といった順で名前が挙がるのでしょうが、時代を大きく動かす長州藩、その原動力の礎を築いた高杉晋作、私の中では坂本龍馬に続いて、2番目の立役者になります。
これで結構司馬作品も読んできました。って他人が見るとまだ少ないですね。一応お気に入りランキングおば・・・。

  1. 坂の上の雲
  2. 燃えよ剣
  3. 竜馬がゆく
  4. 世に棲む日日

って4作ですか・・・まだ少ないですね。次は「花神」です。また同じ長州藩ですが、医者でありながら官軍を率いた「大村益次郎」のお話です。

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