いよいよ今日から決勝トーナメント、個人的にお気に入りのポルトガルもここまで駒を進めています。準々決勝の相手は、奇しくもドイツW杯で3位決定戦を戦い、惜敗に終わったドイツが相手です。なんだか相性悪そうな気がします。本当は準決勝であたると思っていましたが、グループBの番狂わせで、準々決勝であたってしまいました。一週間のブランクがあるポルトガルイレブンには少しつらそうです。
もうすっかり定着してきた4:00起き。今日もしっかり起きれました。
序盤はそれなりに、どちらも引かないいい戦いです。
途中ポルトガルはヌーノゴメスの惜しいセンタリングがあったのですが、先制を逃しました。
先制はドイツ、取られてはいけない相手に取られてしまいました。
予想通り、先制されたことにより浮き足立つポルトガルイレブン・・・。続けざまに2点目を謙譲です。しかもここまでいいところがなかったクローゼに・・・。
やっぱダメなの?ポルトガルの「個」はドイツの「組織」に通用しないの?と思いましたが、前半40分当たり、デコからの速攻で、ロナウドがシュート、レーマンがはじいたところをヌーノゴメスが詰めて1点をもぎ取り、前半終了です。
2?1で折り返したことにより、「今日はいけるかも」と思いました。
後半になると、一方的にポルトガルペースでした。開始からデコを中心にガンガンドイツゴールに迫ります。しかし、クローゼに与えたファウルにより悲劇が起きてしまいました。FKからバラックがヘッドで合わせて、ドイツ3点目。これが痛かった・・・。
2点リードになったことで、ドイツは守りを固めて、逃げ切り体制に入ります。ポルトガルも負けじと、デコを中心に多彩な攻めで、崩そうとしますが、なかなかこじ開けることはできません。再三訪れるCKでもフィジカル負けが如実に出ていて、何度繰り返してもドイツゴールを割ることができません。
結局ドイツはDFを2枚投入しポルトガルはますます窮地に・・・。こうなるとパスサッカーで崩せないので、カウンターを狙いたいのですが、ドイツは攻め込んでこないので、それもできません。なんとかこじ開けられたのが後半40分。交代で入っていたポスティガがなんとか2点目をもぎ取ります。
グループリーグを見た感じでは、オランダに続く攻撃力だと思っていたポルトガルでしたが、逃げ切り体制に入ったドイツにはどうしようもありませんでした。
結局2?3でポルトガルはまたしても敗退です。いいチームのはずなのにな???やっぱ結果残すドイツはスゲーな、見てる側からするとクソつまらないサッカーするけど、それがスポーツだから仕方ないか・・・。
なんにしても、決勝では、ポルトガル vs オランダの点取り合戦が行われると思っていただけに、ポルトガルの敗戦は残念だった。
ロナウドも徹底マークされて何もできなかった・・・。次回の南アW杯では、さらに力をつけ、どんなにマークされようとプレーできるように成長してくれるでしょう。そのときが本当の意味でフィーゴとのバトンタッチなのだろうな。いまさらだけど、2年前のドイツW杯、フィーゴがロナウドにPKを譲ったシーンはいまだに鮮明に覚えている、あれは泣いたな・・・。
それから、デコの存在はやはり絶大です。ここまで、牽引したのは圧倒的なゲームメークをしてきたデコがいたからこそ。あれだけ引かれたドイツをこじ開けて1点取れたのは、彼のおかげ。デコも南アW杯までいてくれるといいのですが・・・。
悔やまれるのはチェルシーに移籍すると発表したフェリペだな。ラテン系はメンタル弱いからそういうことは負けるまで口に出してはいけないよ!!それでも、EURO2004、ドイツW杯と一応ベスト4以上を果たした功績は大きいか・・・。今回はベスト8止まりだけどな。
あと、WOWOWで解説してた奥寺、ムカつくよ。お前がドイツ好きなのは知っているが、そこまでドイツびいきに解説するなよ!!あくまで解説なのだから・・・。あれでは観戦じゃないか!!ポルトガルがあんまりだ・・・。
なんにしてもまだまだポルトガル応援しますよ!!だって見てて面白いもの・・・。ドイツみたいにお約束サッカーでないし。リードしているからといって引いたり絶対しない。イベリア半島の2国(ポルトガル、スペイン)は南米の流れが若干入っている為、組織的なサッカーを行うヨーロッパにおいて、個人に頼りファンタスティックなサッカーをする特異な国だから、見ていてほんとに面白い。
がんばれポルトガル、応援してますよ。
それにしても、今後観戦する試合が半分になってしまった。明日のクロアチアvsトルコは見るつもりはなかったが、オーストリアで行われるオランダvsロシア、イタリアvsスペインを観戦して、準決勝もドイツは見なくていいな・・・。だって見ててつまんねーもん。
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